時間を操る名手・上田誠(ヨーロッパ企画)の魅力!『リライト』著名人から絶賛コメントが到着!

©2025『リライト』製作委員会
6月17日(火)

先週より全国公開中の『リライト』。「観た後の考察が止まらない」「いま観てきたけど、もう2回目観たい!」「タイムリープの仕掛けがすごすぎる」などSNS上で大きな盛り上がりをみせているが、考察が止まらない本作の脚本を手がけたのは、舞台、映画、アニメ、テレビドラマとジャンルを超えて活躍し、劇団「ヨーロッパ企画」の主宰も務める劇作家・脚本家、上田誠。映画『サマータイムマシン・ブルース』(2005)や『リバー、流れないでよ』(2023)など、“時間”をテーマに独自の物語を紡いできた。


そんな彼が挑んだのは、法条 遙の小説「リライト」。“史上最悪のパラドックス”と銘打たれた帯に心惹かれ、読み進めるうちに、「松居くんとやるならこれだ!」と熱望。自ら映画化を持ちかけた。「ずっと松居くんと何かやりたかったんです」と語る上田。悪意的な構造でありながら、時間を操るパズル的な要素、さらにその奥にあるエモーショナルな感情に着目した上田は、かねてからコラボレーションの機会を探っていた師弟関係にあたる松居監督と映画化に向けて動きだした。大林宣彦監督の映画『時をかける少女』へのオマージュを込めて、物語の舞台を原作の静岡県から広島県尾道に変更し、原作ではパラレルワールドへと展開する複雑なストーリーも、上田の「1本の世界線で矛盾のないものにしたい」という明確なビジョンのもと再構成。“時間”を操る物語構成の名手・上田 誠と、情感あふれる人物描写で魅せる松居大悟、異なるふたつの才能が交わり、これまでにないタイムリープ映画が誕生した。


緻密な構造とユーモアを併せ持つ上田の世界観は高く評価され、師匠と仰ぐ松居監督のほか映像・演劇業界内には上田ファンが多く存在しており、その交友関係の広さでも知られる。本作で主人公・美雪の担当編集者・佐野を演じたチョコレートプラネットの長田庄平は、上田 誠主宰の劇団・ヨーロッパ企画とも親交が深く、「上田さんの脚本は抜群に面白い!」と出演を快諾!多忙なスケジュールの合間を縫って尾道ロケに駆けつけ、保彦とのひと夏の思い出を描いた小説を出版するため、美雪と共に奔走する編集者を熱演。作品に大きな存在感を残している。元テレビ東京のプロデューサーで、テレビ業界の“裏方スター”として知られる佐久間宣行も、上田率いるヨーロッパ企画の舞台に10年以上通い続ける筋金入りのファン。自らがパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」のゲストに上田誠を迎え、“天才”と大絶賛!上田作品へ深い尊敬の念を抱いていることを公にしている。

乃木坂46の久保史緒里は、2021年、上田が脚本を手がけた『夜は短し歩けよ乙女』(ヨーロッパ企画)で、舞台初主演を果たした。以降、『リバー、流れないでよ』に友情出演、ドラマ「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」に参加するなど、上田作品との関わりを重ねている。さらに、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演中の実力派俳優・井之脇海は、今年の5~6月に行われた上田が脚本・演出を務める舞台『リプリー、あいにくの宇宙ね』にて念願の上田組初参加を果たした。昔から好きだったという“上田ワールド”に飛び込み、コメディ初挑戦ながらも存在感ある演技で新境地を見せている。


◾️佐久間宣行 (テレビプロデューサー) 
ワクワクと切なさと感動と絶望
色んな感情と思考が頭の中でグルグル回る
時間だけじゃなく感情もループさせる極上の青春SF!

◾️久保史緒里 (乃木坂 46)
夏の青春、ここに。
尾道に行けば、あの夏の香りがするんじゃないか。あの風が吹くんじゃないか。
私にもあの夏が訪れるんじゃないか。
冒頭の展開からは想像がつかないラストに痺れました。
"青春"が"SF"というスパイス(この映画においてはどちらも主食ではあるが)によってさらに美味しく美しく、
待ち望んでいた松居大悟監督と上田誠さんのタッグは、他では味わえない最高の一品でした。

◾️井之脇 海 (俳優) 
過去をリライトし、選択することで、未来がそっと書き換わっていく。
現実でも、自分の選択ひとつで、そんな奇跡が起こりうると信じられれば、今までよりも少しだけ、前を向いて過ごせるのかもしれない。
この映画を観て気付かされました。

全国公開中!

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作品紹介

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